『ローマの休日』がミュージカル化、ブロードウェイでも上演予定
オードリー・ヘプバーンが主演した不朽の名作『ローマの休日』が、ミュージカル化されることが The Hollywood Reporter ほか複数メディアで報じられた。
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同ミュージカルは、キャロル・キングのミュージカル「ビューティフル」を手掛けたプロデューサー、ポール・ブレイクが企画し、サンフランシスコのSHN・ゴールデン・ゲート・シアターで2017年の夏から上演予定。脚色は、キャシー・スピアとテリー・グロスマンが担当する。劇中には、ミュージカル「キス・ミー・ケイト」でトニー賞を受賞したコール・ポーターの楽曲「Night and Day」「Easy to Love」などが含まれるそうだ。
オリジナル映画は、ローマ訪問中の某国のアン王女(オードリー・ヘップバーン)が、日々の行事に嫌気がさして真夜中に宮殿を抜け出し、偶然出会ったアメリカ人の新聞記者ジョー(グレゴリー・ペック)と、1日だけのかなわぬ恋をするという、あまりにも有名なストーリー。ウィリアム・ワイラー監督がメガホンを取った。
今のところ舞台監督は決まっていないが、2017年の5月24日~6月28日まで公演予定で、その後同年の秋にブロードウェイ上演も行う予定だ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)