多部未華子は20歳!?要潤は未来人!?“あやしい噂”を検証
女優の多部未華子が最強にキュート、コミカル、破天荒なヒロインを演じる映画『あやしい彼女』の初日舞台あいさつが1日、都内で行われ、主演の多部をはじめ、共演者の要潤、倍賞美津子、北村匠海、志賀廣太郎、小林聡美、水田伸生監督がそろって登壇、作品名にちなんでキャストにまつわる“あやしい噂”が検証された。
多部は「この日(初日)を迎えて緊張していますが嬉しいです」とあいさつ。水田監督は「僕は緊張で眠れなくて朝4時には起きてしまいました」と話して笑いを取り、出演者の間に漂っていた緊張をほぐした。多部の魅力について水田監督は「可愛いところですよ」と即答し、作品の仕上がりにも自信をのぞかせた。
エイプリルフールのこの日は、本作のタイトルと絡めて出演者の“あやしい噂”を検証。27歳の多部が「実は20歳なのでは」という噂が検証されることに。スクリーンには20歳のときの多部が映し出され、チャームポイントでもあるえくぼが20歳にしては珍しいことや、あごが細く10代に見えるという解説が読み上げられる。
それを聞いた多部は「わたしのあごは小さくて、犬歯から犬歯の間に4本生える歯が、3本しか生えなかったんです。歯医者さんに『1本無いですね』と言われました」と説明。そして「わたしのあごは未発達なんです」と発言して周囲を驚かせた。また、「要潤は未来人説」も検証され、要の顔写真と100年後の未来人の平均顔がスクリーンで比較されたが、要は「ぜんぜん違うでしょ。似てない!」と断固否定していた。
『舞妓 Haaaan!!!』『謝罪の王様』などの水田監督がメガホンを取った同作は73歳のおばあちゃんが心はそのままに、突然20歳に若返ってしまったことから巻き起こる珍騒動を描いたホームコメディー。バンドのボーカルとしてポップスから60年代の歌謡曲まで、多彩なナンバーを披露する多部の歌唱シーンも見どころとなっている。(福住佐知子)
映画『あやしい彼女』は公開中