終わったばかりの実験番組「怪しい伝説」が新たな形で復活
ディスカバリーチャンネルで14シーズンにわたって放送され、3月5日(現地時間)にシリーズフィナーレを迎えたばかりの実験番組「怪しい伝説」が、新たな形で復活すると The Hollywood Reporter が報じた。
「怪しい伝説」は誰もが疑問に思ったことのあるうわさを“伝説バスターズ”のアダム・サヴェッジとジェイミー・ハイネマンが過激な実験で徹底検証する番組。シリーズが終了した現在、アダムとジェイミーは米CBS局でCIAを絡めたドラマに取り掛かっている。
そこで、ディスカバリーチャンネルの傘下にあるサイエンスチャンネルは新シリーズの前に、新たな“伝説バスターズ”を探す新番組「サーチ・フォー・ザ・ネクスト・ミスバスターズ(原題) / Search for the Next Mythbusters」を企画したという。
同番組では、強靭な精神力と驚くような物づくりの能力を持った、新世代の科学スーパースターを探すそうだ。参加を希望する人はサイエンスチャンネルにビデオで応募が可能。理想的なのは、物を作る技術を持ち、探求心が強い人だという。「多少の恥をかくこともいとわず、たくさんの疑問を持ち、それらを検証する知識と技術を持っている人を求めている」とサイエンスチャンネルのマーク・エトカインドはコメントしている。
番組は勝ち抜き戦で、15人でスタート。定番の伝説から新たなものまで、さまざまなチャレンジに挑み、審査員が毎週1人を落としていくそうだ。最終的に1人が選ばれるのか、複数になるかはまだわからないという。優勝者による新「怪しい伝説」は、勝ち残った人物を見て、最も適した形で番組作りをしていく予定らしい。(澤田理沙)