阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、千葉雄大らが銀座で“ゼニ集め”!5円玉募金を実施
俳優の阿部サダヲ、瑛太、妻夫木聡、竹内結子、千葉雄大らが6日、有楽町マリオン1階スペースで映画『殿、利息でござる!』“ゼニ集め”セレモニーを行い、募金箱にみたてた甕(かめ)を持って通行人やファンから5円玉を集めた。
同作は江戸時代に実際に起きた出来事を映画化した時代劇。年貢の取り立てや労役で疲弊した宿場町を救うため、商人・穀田屋十三郎(阿部)と同志たちがある計画を立てて1,000両集めるべく奮闘する姿をコミカルに描く。
映画にちなんで行われたセレモニーでは、じかに5円玉を渡せるとあって会話をしたり歓声が上がったりとファンの熱気も充満。集まった金額は本作のベースとなった物語が記された古文書「国恩記」の保全費に使われる予定で、阿部はイベントを終えると「これから全国に銭集めに参ります。全国でみなさまとお会いできるよう頑張ってまいりたいと思います」と意気込みを語った。
また、その後に丸の内ピカデリーで行われた完成披露舞台あいさつでは、劇中で集める1,000両が約3億円のため、もしも3億円あったとしたらと仮定した使い道を紹介。阿部が「すごくいい現場で楽しかったので、もう一度同じキャスト、スタッフさんと映画を撮れたらいいのでその足しにしたい」と話せば、瑛太は「この映画のチケットを3億円分買ってみなさんに配ります」と男気たっぷりにコメント。
妻夫木が「『殿、利息でござる!』専用映画館とか建てたらみなさんもタダで観られて、口コミで相乗効果なのでいかがでしょうか?」と提案すると、竹内は「2億9,000万円は現金でとっておいて、残りで宝クジを買って当たったらその分も含めて作品に投資したいと思います。でも、もし大きく当たったら1億くらいいただきたいと思います」と茶目っ気たっぷりに話して笑いを誘った。
イベントにはほかに寺脇康文、きたろう、橋本一郎、中本賢、西村雅彦、中村義洋監督も出席した。(取材・文:中村好伸)
映画『殿、利息でござる!』は5月14日より全国公開