「ドクター・フー」ティーン向けスピンオフ、イギリス版「バフィー」に!
テレビドラマ「ドクター・フー」のティーン向けスピンオフ「クラス(原題) / Class」のメインキャストが発表されたと The Hollywood Reporter などが報じた。
同ドラマの舞台は、時間と空間の壁を打ち破る大きな危険が潜む現代のロンドン。「ドクター・フー」でおなじみの学校コール・ヒル校にスポットが当てられる。今回発表されたのは、生徒4名と教師1名。生徒たちはグレッグ・オースティン、フェイディ・エルサイード、ソフィ・ホーキンズとヴィヴィアン・オプラに決まったとのこと。いずれも新人だという。教師は「セルフリッジ 英国百貨店」でレディー・メイを演じたキャサリン・ケリーがキャスティングされている。
4人の生徒たちは、それぞれが最も恐れているものに直面するほか、友情、親子関係、勉強など、若者につきものの悩みに取り組みながら、彼らの存在を脅かす「ドクター・フー」の世界ならではの出来事にも対処しなければならないという。脚本はヤングアダルト小説の作家パトリック・ネスが手掛ける。
エグゼクティブ・プロデューサーのスティーヴン・モファットは、まだ誰も知らないスターたちと一緒に仕事をすることはとてもエキサイティングだとコメント。「先日、最初の数エピソードの台本読みをしたんだけど、ずらっとスターがそろっていたんだ」と大喜び。「コール・ヒル校は1963年のスタート時から『ドクター・フー』の一部だったけど、新しいドラマには古さなんてみじんもない。『クラス(原題)』はダークでセクシーで現代的なドラマだ。イギリス版の『バフィー~恋する十字架~』はできないものかと前から思っていたが、小説家パトリック・ネスのおかげで実現にこぎつけたよ」とコメントしている。(澤田理沙)