miwa&坂口健太郎主演、時をかける恋愛映画公開!miwa書き下ろし曲を劇中バンドで披露
シンガー・ソングライターのmiwaと、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」など話題作への出演が続く坂口健太郎のW主演で、時をかけめぐる恋を描く映画『君と100回目の恋』が2017年に2月に公開予定であることが明らかになった。劇中には、miwaが書き下ろしたラブソングを坂口らと共に組んだバンド演奏で披露するシーンもあり、坂口はギターを猛特訓中とのことだ。
魅力的な音楽に彩られることになりそうな本作の、もう一つのキーワードはタイムリープ。miwa演じる大学生の葵海はある夜、ライブの帰り道に事故に遭うが、気が付くと一週間前に日付が戻っていた。幼なじみの陸(坂口)が、運命を変えて彼女を事故から救うため、何度も時を戻していたという。だが、陸の使う“時間をさかのぼれるレコード”には、重大な秘密が隠されていた。「葵海のいない未来なんて、俺には意味がない」という陸の言葉の真意とは……。
「脚本を読んで、ラストは涙が止まらないほど、とても切ない気持ちになりました」というmiwa。劇中歌については、「今ちょうど曲を作っていますが、自分で歌うのとはまた違った楽しみがあるなと思っています」とコメント。映画出演は本作が2度目となるが、「演技経験がほとんどないのでこんなにセリフがある役はとても不安だし、プレッシャーですが、坂口くんに引っ張ってもらって、同世代の方が多く出演されるので、和気あいあいと楽しくできればいいなと思っています」と5月から始まるという撮影に期待を寄せた。
そんなmiwaと劇中でバンドを組み、ギター演奏に挑む坂口は、「ギター初挑戦で、人前で演奏したり、歌うことは全く未知の世界です。しっかり弾けなくてはならない役柄なので、時間をかけて頑張りたいと思っています」と意気込みを語る。制作途中のmiwaの楽曲を一足先に聞いたともいい、「学生時代のいい意味での青い感じを思い出す、ドキッとするような瞬間があるとても素敵な曲です」と紹介した。
メガホンを取ったのは、『黒崎くんの言いなりになんてならない』の月川翔監督。脚本は、『ダーリンは外国人』の大島里美が手掛けた。また、本作は映画製作と並行して「(君100)プロジェクト」と題したメディアミックス展開が始動。28日発売の週刊ヤングジャンプにて漫画版(原作:Chocolate Records、構成:イナバセリ、漫画:よしづきくみち)の連載がスタートするほか、集英社オレンジ文庫より本作の関連小説の出版も決まっている。(編集部・小山美咲)