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「ウォーキング・デッド」第6シーズンフィナーレの謎を明かせとファンが署名運動

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「ウォーキング・デッド」シーズン3より
「ウォーキング・デッド」シーズン3より - AMC / Photofest / ゲッティ イメージズ

 人気テレビドラマ「ウォーキング・デッド」の第6シーズンの最終話がクリフハンガー(続きを期待させるような手法)で終わったことに不満を持ったファンが、署名サイトChange.orgで製作側に謎を明かすよう求める署名活動を始めた。

 主要キャラクターの誰が殺されたのか謎な状態で終わった最終話には放送後、ファンの気持ちをまったく考慮していないとインターネットでは不満の声が爆発。そこで、ニュージーランドに住むあるファンは署名活動で行動を起こした。「『ウォーキング・デッド』の第6シーズンの最終話でニーガンが誰を殺したかを明かすことを米AMC局に求めます。第6と第7シーズンの間に1エピソード放送するか、残酷なまでの殺人シーンを含んだR指定のネットエピソードのどちらかを5月30日までに放送してください」とかなり一方的なものとなっている。本人も実現するとは思っていないのだろうが、居ても立ってもいられなかったようだ。

 同署名では、5,000人の賛同者を募っており、4月8日時点で7,000人の署名が集まっている。しかし、必ずしも全員が賛同して署名しているわけではないようだ。中には、「署名をするわけじゃないけど、こんなにばかげた署名活動はないと言いたくて」とクリックした人や、「これだからミレニアル世代は…『僕には知る権利がある!』だって? 黙って待ってろよ」などの書き込みも見られた。

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 SNSなどで批判されていることについて主人公リック・グライムズ役のアンドリュー・リンカーンは、The Wrap のインタビューでコメント。「ファンが怒っているのは残念だ。僕自身はスリルがあって衝撃的な終わり方だったと思っている。みんなには4か月から5か月かけて立ち直る時間があるよ。それに脚本の面から言っても勇気のあることだったと思う。新シーズンのスタートで誰かを殺して始まるなんて、普通はやらないからね」と製作側を擁護している。

 「それぞれの人が好きに感じていいんだ。裏切られたと感じているなら、それも正当な思いだ。でも、直観的な反応、予想外の出来事、それこそがドラマというものだよ。僕は劇場や映画館に行って何も感じないなんてことはない。何かを感じたいんだ」と語っている。

 「ウォーキング・デッド」の第7シーズンはアメリカで10月からスタートする。(澤田理沙)

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