市川染五郎、幻のポケモンに…松岡茉優と共に「ポケモン」映画でアニメ声優初挑戦！中川翔子、山寺宏一も連続出演

　歌舞伎俳優の市川染五郎と女優の松岡茉優が、今夏公開の映画『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧（からくり）のマギアナ」』でアニメ声優に初挑戦することが明らかになった。市川は幻のポケモン・ボルケニオンの声優を担当。「ポケモン」の劇場版シリーズではおなじみの中川翔子と山寺宏一も声優として出演する。

　アニメ「ポケモン」シリーズは、ポケモンマスターを目指して旅をするサトシたちと数々のライバルやポケモンとの出会いを描く冒険物語。劇場版19作目の本作では、超カラクリ都市・アゾット王国を舞台に、サトシたちが幻のポケモン・ボルケニオンと共に、未知なる力の宿る“じんぞうポケモン”マギアナを救うべく戦いを繰り広げる。

　市川が本作の主役ポケモンであるボルケニオンの声を演じるほか、松岡がアゾット王国の王女・キミアの声優を務める。本作で劇場版『ポケモン』シリーズ10年連続出演を果たす中川は王子・ラケル、同シリーズ19年連続出演の山寺は大臣・ジャービスを演じる。

　出演決定後、周囲からは「まさか！」「イメージができない！」と驚かれたという市川。「これだけの歴史をお持ちの作品なので、ポケモンファンの皆さまの期待を裏切らないよう、良い意味で化けて、誰の声だかわからないくらいメガシンカできるよう頑張ります」と意気込んだ。子どもの頃から「ポケモン」ファンの松岡は「夢が叶った！」と大喜び。「大好きな大先輩、やまちゃんこと山寺宏一さんと共演できることが心から嬉しいです」と心境を明かし、「アニメーションの声優は初めてなので自分にどこまでできるのか緊張していますが、敬愛するやまちゃんと素敵なスタッフの方々にご指導賜りながら、ポケモンならではの感動と興奮を今年もお届けできるよう心して挑みます」と語った。

　18年半出演してきた子ども向けバラエティー番組「おはスタ」を4月1日に卒業したことが大きな話題になった山寺は、「『おはスタ』は卒業ですが、『ポケモン映画』はまだ卒業ではなかったです！（笑）」と宣言し、19作目であってもチャレンジ精神を持ち続けたいとコメント。中川は、本作で演じる役どころについて“最難関更新の予感”があるといい、「きっと10年という経験値を積んだ今だからこそ演じられる役」と自信をのぞかせつつ、10年の感謝と共に体当たりで臨みたいと力を込めた。（編集部・小山美咲）

映画『ポケモン・ザ・ムービーXY&Z「ボルケニオンと機巧（からくり）のマギアナ」』は7月16日公開