愛菜ちゃん&シャーロット、母娘バトルに「楽しい」 初対面はハグ
女優の芦田愛菜とシャーロット・ケイト・フォックスが10日、都内スタジオでW主演を務めるドラマ「OUR HOUSE」の制作発表会見に山本耕史、加藤清史郎、寺田心、松田芹香と出席。劇中で繰り広げる母娘バトルの裏側や、初対面の印象を語った。
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同作は「101回目のプロポーズ」「高校教師」などの野島伸司が脚本を務めるホームドラマ。半年前に母親を亡くしたばかりの伴家に嫁ぎ4人の子供の母親になったアメリカ人女性アリス(シャーロット)と、彼女を母親と認めず追い出そうと奮闘するする中学生の長女・桜子(芦田)とのバトルをにぎやかかつコミカルに描く。
芦田はこれまでの可愛らしい役とは一転、毒舌を繰り出す強烈なキャラクターを演じ「わたしも学校では男の子に言い返す方なので、演じていて楽しいです」と元気にアピール。シャーロットは朝の連続テレビ小説「マッサン」とは正反対ともいえるキャラクターに「エリーは日本人になろうと努力して日本人になっていた人だと思いますが、アリスはアメリカ人のままという感じが違います」と役柄の違いを振り返った。
劇中の見どころとなる2人の舌戦には芦田が「『もっと言ってやろう』『こんな顔をしたら相手はひるむんじゃないか』とかいろいろ考えて、気持ちもヒートアップして演じていてとても楽しいです」と意気揚々に語ると、シャーロットも「チャレンジだと思って楽しんでいます。いつもケンカするけど、どっちが勝つか面白いです」と同調。
初対面ではシャーロットがアメリカ人らしいハグで芦田を歓迎したそうで、芦田が「初めてお会いした時に『愛菜~』って抱きしめてくださって、わたしは緊張していたのでフレンドリーで優しい方なんだなと思いました照れくさそうに話すと、シャーロットも「嬉しかった」と芦田との対面に感激したひとコマを振り返った。
また、ホームドラマとして一家でにぎやかに食卓を囲むシーンも見どころのひとつ。山本いわく「現代の『ひとつ屋根の下』のよう」という温かみが溢れているそうで、芦田は「わたしは3人家族なので、食卓が料理で埋め尽くされるのは新鮮だし、みんなでギュウギュウになって囲むので毎日親戚が集まるお正月みたい」と目をキラキラ。シャーロットも「『マッサン』の撮影時はひとり家で早く食べて早く寝ていたので、撮影の合間にもテーブルを囲ってみんなでしゃべったり笑ったりすることが楽しいです」と現場の和気あいあいとした雰囲気を楽しそうに振り返った。(取材・文:中村好伸)
テレビドラマ「OUR HOUSE」はフジテレビ系列にて4月17日 毎週日曜夜9時~9時54分に放送