『スター・ウォーズ』スピンオフ、新ヒロインの名はジン・アーソ!一匹狼のやんちゃ女子!
映画『スター・ウォーズ』シリーズ初のスピンオフとなる新作映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)の特報映像が公開され、ワイルドな新ヒロインの名前とキャラクターが明かされた。
『博士と彼女のセオリー』のフェリシティ・ジョーンズが演じるヒロインの名前はジン・アーソ。15才のころからたった1人で生きてきたという過去は、砂漠の惑星ジャクーで一人家族を待ち続けた『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のヒロイン、レイ(デイジー・リドリー)を思わせるが、特報で反乱軍に連行されたジンが読み上げられる過去は「帝国の書類を偽造」「盗品所持」「暴行や傷害」「公務執行妨害」など犯罪ばかり。
さらに、「無謀で攻撃的で自制心に欠ける」と分析されるなど、ワイルドではすまない、荒くれ者の「やんちゃ女子」な一面がうかがえる。その経歴のとおり、ストームトルーパー相手に大立ち回りを演じ、帝国軍への反乱計画を知れば即座に「やるわ」と返答。帝国軍から宇宙要塞「デス・スター」の設計図を奪うという無謀なミッションもほほ笑みと共に承諾するなど、タフで魅力的なヒロイン像が浮かび上がる。
そんなジンについて、演じるフェリシティは「ジンは、最初は一人ぼっちで何もかも自分でやらなければならない状況にありました。周囲を遠ざけ、一匹狼を貫き通して生きてきました。それがあるときからリーダーとして仲間と一緒に戦わなければならなくなったのです」と証言。「非常に人間らしいキャラクターです。必要なときには強さを見せ、決断力に優れ、すばらしい集中力をも併せ持っています。自分では気づいてないかもしれないけれどすごくタフで、
それは彼女の卓越した能力の1つです。生きている中で多くの危機にぶつかるけれど、それらを恐れずに乗り越えていくのです」と魅力を語っている。
映像には、クールな雰囲気のディエゴ・ルナや見事な棒術でストームトルーパーを一蹴するドニー・イェンら、ジンがリーダーとして率いることになるであろう反乱軍の仲間たちも登場。そのほか、フォレスト・ウィテカー、マッツ・ミケルセン、チアン・ウェンなど個性豊かな実力派俳優陣が出演する。監督は『GODZILLA ゴジラ』のギャレス・エドワーズ。この特報は、4月29日に公開される『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の予告編として劇場上映される予定だ。(編集部・入倉功一)