中谷美紀、独身志向を強気に主張「結婚できないんじゃなくて、しない」
11日、都内にてTBSの金曜ドラマ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」の完成披露試写会および舞台あいさつが行われ、登壇した女優の中谷美紀がドラマのタイトルになぞらえて強気に独身志向を主張する場面があった。この日は、共演の藤木直人、瀬戸康史、大政絢、徳井義実(チュートリアル)も出席した。
本作は、水野敬也の著書「スパルタ婚活塾」(文響社)を原案に、“恋愛弱者”というレッテルを貼られた39歳の主人公・橘みやび(中谷)が、割烹料理店で出会った超毒舌な自称“恋愛スペシャリスト”の店主・十倉誠司(藤木)から恋愛指南を受けながら恋愛成就に猛進する姿を描いたラブコメディー。現在独身で主演を務める中谷は、そのタイトルを聞いて「常々私も(独身志向を)標榜していたので、『やっと私の時代が来たな!』と思っていた」とぶっちゃける。
しかし、企画書を読み進め「すごくバカにされて、嫌味を言われているような気がしましたが、大声を上げて笑ってしまったくらい楽しい企画書でした」と肩透かしを食らいながらも共感した思いを語りつつ、「このドラマとともに私自身も成長し、女性らしさに磨きをかけて、素敵な出会いに恵まれるように頑張りたいと思います」と意気込んだ。
また、司会者がタイトルになぞらえて「『私○○できないんじゃなくて、しないんです』の○○に言葉を入れるとしたら?」との質問に中谷は「何度も同じ事を言わせないでいただきたいんですけど、『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』!」と少し凄んでコメント。すると場内から拍手が起きる中で、徳井が「なんかギャグみたいになってきましたね」とツッコミを入れると、すかさず中谷から「うるさい!」と一喝。場内の笑いを誘っていた。
一方、本ドラマで「フェアリー男子」を演じている瀬戸は、自身を「ペンギン男子」と呼称。「鳥なのに飛べないということを分かっているじゃないですか、だから僕も『あの人にはかなわない』ということをぱっと思いつきまして」とその真意を語ると、藤木も続いて「僕もネガティブな『ペンギン男子』なので」と強気な中谷に対して消極的な面を語っていた。(取材・文:桂伸也)
テレビドラマ「私結婚できないんじゃなくて、しないんです」はTBS系にて4月15日より毎週金曜夜10時~放送