宮迫博之、芸能人の声優挑戦に見解 『シビル・ウォー』でホークアイ役続投!
最強チーム「アベンジャーズ」の対立を描くマーベルスタジオ最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)で、ジェレミー・レナーふんする弓の名手ホークアイの吹き替え声優を務める宮迫博之が、本作への期待と共に、芸能人の声優挑戦について見解を述べた。
【写真】ホークアイも参戦!『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でチームからの引退を示唆していたホークアイだが、キャプテン・アメリカとアイアンマンが激突する非常事態を受けて再登場。宮迫は「もう出てこられないのかなと思っていたら、今回も登場してくれて、非常にうれしかったですね」と安堵(あんど)の表情を浮かべる。
『Mr.インクレディブル』(シンドローム)や『ウルトラマン』シリーズ(ベリアル)で声優を務め、テレビ番組等のナレーションでも定評のある宮迫。3度目の登板となるホークアイ役でも抑えの効いた演技を披露しているが、「実は悪役よりも、ナレーションのように感情を込めない演技の方が難しい。ホークアイでも、(日本語吹き替え版の)監督に『フラットにお願いします』と言われるんですけど、つい入り込んでしまって、感情を込めたくなるんです」と苦笑する。
そんな宮迫の演技には、芸能人が吹き替え声優を務めることに非難の声も数多く聞かれる昨今にあって、肯定的な意見が数多い。称賛の声を本人は、「ありがたい」と受け入れつつも、「タレントさんがこういうことやるときは、だいたい、たたかれますからね……」と謙虚。「アニメ作品なんかだとあまりそういう声はないんです。多分、ジェレミー・レナーという元の俳優さんがいらっしゃるから、たたかれるんちゃうかな」と苦笑しつつ、「僕はオファーをしていただく立場ですから、ありがたいし、うれしいだけ。(バッシングの声に対しては)納得していただくように頑張るしかないですね」と真摯(しんし)に語った。
また本作では、ついにスパイダーマンが最強チーム「アベンジャーズ」に参加。宮迫は「(ホークアイには)頑張ってほしいです。単体映画は厳しいでしょうが、新しいヒーローにどんどん絡んでいってもらいたい」と期待を込めると、「僕は映画を観るときは必ず吹き替えなんです。もちろん字幕もいいのですが、追っているうちに何割かを見逃してしまっている気がして。特にこういった作品はCGのレベルも高いし、ぜひ吹き替えでも観ていただきたいですね」と力強く語った。(編集部・入倉功一)