小林幸子、熊本支援を誓う「当然です」
歌手の小林幸子が18日、都内で行われたイベント「ダイバーシティ劇的4周年 幸せが舞い降りる」に登壇し、14日より発生した平成28年(2016年)熊本地震に触れ、「心が痛い思いです。1日も早くまた平穏な日が来ることを、心から願う気持ちでいっぱいでございます」とあいさつ。被災地への支援活動について、「当然です」と力強く誓った。この日はモデルのぺことりゅうちぇるも出席し、ぺこは「できる事で応援していきたい」、りゅうちぇるは「SNSで情報拡散したり、僕たちにできることもあると思うので協力していきたいと思っています」とそれぞれの思いを語った。
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仕事で福岡に向かう車内で地震を知ったという小林は、「福岡でホテルに着いても、余震がすごくて」と恐怖を振り返り、「わたしたちができる事からスタートしたいと思います。わたしも明日からコンサートが3日間続くので、募金活動を始めたいと思っています」と話していた。
小林はこれまでにも、震災の被災者に向けてコンサートや「幸子米」を通した支援活動を行っており、これからの支援活動について、「自分もできる範囲でやっていきたいと思います。今熊本にいらっしゃる人の気持ちもすごく分かります。幸子米も送るつもりで考えています」と明かした。
また、姉が福岡に在住だというりゅうちぇるが、「余震が続いて眠れない不安な声も、ずっと連絡を取って聞いていたので身近に感じたというか……。何もできない自分を攻めちゃうような。何か出来る事があればと思って」と複雑な心境を語ると、小林は「そうやって思っている事も、大事なことだと思います」と励ましていた。
同イベントは、ダイバーシティ東京の4周年記念キャンペーンの一環として行われたもので、三人はそれぞれ桜をイメージした衣装で登場。4周年のイメージキャラクターを務める小林は、「桜を背負ったのは初めてでございます」と孔雀の羽のような桜を背負った豪華衣装で登場。ゲストとして応援に駆けつけたぺことりゅうちぇるも小林の衣装に大はしゃぎで、りゅうりぇるが「めっちゃ着てみたい」と声を上げると、小林の桜衣装を借りられることに。早速スタッフの手を借りて装備すると、「かわいー」「飛べそう」とご満悦で、「幸子さんのいいの匂いが染みついていて癒されます」と笑顔で話し、笑いを誘っていた。(取材・文:中村好伸)