「探偵レミントン・スティール」のミルドレッド役 ドリス・ロバーツさんが90歳で死去
テレビドラマ「探偵レミントン・スティール」で受付のミルドレッドを演じていたドリス・ローバツさんが4月17日(現地時間)に老衰のため亡くなったとPeopleなどが報じた。90歳だった。
息子のマイケル・カナタによると眠ったまま安らかに息を引き取ったそう。
ドリスさんは9シーズン続いたエミー賞受賞ドラマ「Hey! レイモンド」のマリー・バローネ役で知られ、同役でエミー賞最優秀助演女優賞(コメディー部門)に7回ノミネートされ、4度受賞を果たしている。このほかにも、「セント・エルスウェア」でエミー賞最優秀助演女優賞(ドラマ部門)も獲得している。
「Hey! レイモンド」でドリスさんの嫁を演じていたパトリシア・ヒートンはTwitterで、「一つの時代が終わったのね。わたしのテレビでの姑、宿敵ドリス・ロバーツは真のプロフェッショナルで、彼女からは多くのことを学びました。おもしろく、タフな人で、人生を愛し、謳歌(おうか)した人でした」と追悼している。
今年6月にテキサス州オースティンで開催されるテレビの祭典“ATXテレビジョン・フェスティバル”では、「Hey! レイモンド」のキャストが再結集することになっており、ドリスさんも出席することになっていた。(澤田理沙)