吉川晃司が28人殺しの凶悪犯役!生田斗真主演『秘密』に出演
ロック歌手の吉川晃司が、生田斗真主演映画『秘密 THE TOP SECRET』に、28人殺しの凶悪犯・貝沼清孝役で出演することが明らかになった。併せて場面写真が公開され、日食の光に照らされた、フードを被りただならぬ雰囲気を漂わせる貝沼の姿が披露された。
『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督が清水玲子の人気漫画を実写化する本作は、死んだ人間の脳から過去の記憶を映像化できる「MRIスキャナー」を捜査に導入した“第九”こと科学警察研究所法医第九研究室の面々が、死者の記憶を頼りに難事件の捜査を進めるさまを描いたミステリー。
天才的な頭脳を持つ第九の室長・薪剛(生田)の指揮の下、第九に配属されたばかりの新人・青木一行(岡田将生)たちは、家族を惨殺した死刑囚・露口浩一(椎名桔平)の脳のスキャンを開始。モニターに映し出されたのは、事件以来行方不明になっている露口の娘・絹子(織田梨沙)が刃物を振り上げる姿だった……。さらに事件は次々と連鎖し、決して触れてはならないとされていた第九の闇、貝沼事件へとつながっていく。
大友監督は、『るろうに剣心』でタッグを組んだ吉川を「唯一無二の存在」と評す。「原作の貝沼像以上に、作品の通奏低音を作り出す。この映画の世界観を決定付けるそんな存在を求めて、『るろうに剣心』でもご一緒した吉川さんに辿りつきました」と起用理由を明かし、「人の魂を鷲掴みにし、揺さぶり、その人の人生を大きく変えてしまう貝沼という男を吉川晃司がどのように演じたのか。この映画の、間違いなく大きな見所の一つです」と太鼓判を押している。(編集部・高橋典子)
映画『秘密 THE TOP SECRET』は8月6日より全国公開