「ロミオとジュリエット」のその後を描いたドラマ キャストに「REIGN」のトランス・クームズほか
テレビドラマ「グレイズ・アナトミー」「スキャンダル 託された秘密」のクリエイター、ションダ・ライムズの製作会社ションダランドが手掛ける「ロミオとジュリエット」のその後を描いたドラマのパイロット版キャストが次々と発表されている。
The Hollywood Reporter などによると、「スティル・スター・クロスト(原題) / Still Star-Crossed」と題されたドラマは、2013年に出版されたメリンダ・トーブの同名小説をもとにしており、ロミオとジュリエット亡き後のモンタギュー家とキャピュレット家を描いたものになるとのこと。
主人公はジュリエットの従妹ロザリン。美しく、知的で、キャピュレット家特有の頑固さを兼ね備えた彼女は、モンタギューの甥ベンヴォーリオとの結婚を命ぜられる。彼は両家が血縁関係になることに反対をしており、最初は憎らしいが、物語が進むにつれ、視聴者がほれ込んでしまうようなキャラクターらしい。ロザリン役にはラシャナ・リンチ、ベンヴォーリオ役にはウェイド・ブリッグスと、比較的無名の俳優がキャスティングされている。
ジュリエットが結婚を言い渡されたパリス伯爵は、「REIGN/クイーン・メアリー」でバッシュを演じているトランス・クームズに決まったとのこと。これにより、彼は「REIGN/クイーン・メアリー」を第3シーズン限りで降板すると報じられている。すてきな王子様的な人物ながら、このドラマの中心的な悪役になる可能性があるようだ。
また、キャピュレット家の長を「バフィー~恋する十字架~」のアンソニー・ヘッド、モンタギュー家の長を「DEFIANCE/ディファイアンス」でジョシュア・ノーランを演じたグラント・バウラーが演じるという。
ジュリエットはデンマークの女優クララ・ルガードが演じるが、彼女の死後のストーリーのため、パイロット版のみの出演の可能性もあるようだ。(澤田理沙)