橋本愛の初恋の人に中村蒼!ラーメン屋修行にバイクの猛特訓も!
俳優の中村蒼が、橋本愛主演の映画『バースデーカード』で、主人公・紀子(橋本)の初恋の人で結婚相手でもある立石純を演じることが明らかになった。初共演の二人だが、橋本は中村に対し「紀子の結婚相手が中村さんで良かった、と安心しました」と絶大な信頼を寄せている。
引っ込み思案な少女・紀子が、10歳のときに他界した母(宮崎)から生前の「20歳を迎えるまで毎年手紙を贈る」という約束通りに毎年届くバースデーカードを通して成長していく姿を描き出す本作。紀子の17歳~25歳までを橋本が演じるほか、ユースケ・サンタマリア、須賀健太、宮崎あおいら個性豊かな実力派俳優が集結。メガホンを取った吉田康弘監督が脚本も手掛けている。(※宮崎の「崎」は正式には「大」が「立」、吉田監督の「吉」は「土」に「口」)
中村が演じる立石純は、紀子と同じ中学校に通うあこがれの青年で、19歳のときに紀子と再会を果たし、いつしか彼女にとってかけがえのない相手になっていく役どころ。相手役の橋本は、「紀子と立石くんの関係をどう作れば二人が結婚まで行き着いてその先歩んでいけるのか、悩んでいた部分があったのですが現場でお芝居をしてすぐ、中村さんの母性をくすぐる笑顔と仕草にその答えを見ることができました。優しくて純粋で一生懸命で時に頼りになる、素敵な恋人でした」と初共演ながら相性がバッチリだったと振り返った。
さらに、いつか自分のラーメン屋を持つという夢を持った立石の役作りのため、中村は都内のラーメン屋に何度も通い、店員の所作を学んだり湯切りの修行に励んだりしたほか、1か月間自宅のお風呂で濡らしたタオルを麺に見立て、右腕が筋肉痛になるほど特訓を重ねた。その成果もあり、中村の所作を見たラーメン屋の店長から「教えることは何もない」と太鼓判をもらうほどの腕前に成長したという。
それだけでなく、紀子を乗せた二人乗りのバイクシーンもあるため、1年以上バイクの運転をしていなかった中村は1週間にわたって猛練習。本番では華麗なハンドルさばきを披露しているそうで、徹底的な努力を重ねた中村の熱演に期待が膨らむ。(編集部・吉田唯)
映画『バースデーカード』は10月に全国公開