大泉洋、有村架純に公開ダメ出し!
俳優の大泉洋と有村架純が23日、都内で行われた映画『アイアムアヒーロー』の初日舞台あいさつに登場、有村の衝撃発言に大泉が真顔でダメ出しする一幕があった。舞台あいさつには、長澤まさみ、吉沢悠、片瀬那奈、マキタスポーツ、塚地武雅、花沢健吾(原作)、佐藤信介監督も登壇した。
本作は、累計600万部を超える人気同名コミックの実写映画化。人を襲う謎の生命体ZQN(ゾキュン)による感染パニックに陥る日本を舞台に、主人公の鈴木英雄(大泉)が、女子高生の比呂美(有村)、元看護師の藪(長澤)と共に生き残りをかけて戦う姿を描いたパニック・ホラー映画。世界三大ファンタスティック映画祭で計5冠に輝いた話題作だ。
試写を観終わったあと、有村は「怖いし、グロいし、魂を抜き取られたみたいにヘトヘトで、すぐには立ち上がれなかった」そうで、「同世代の女の子は同じ気持ちになるのかな? この映画大丈夫なのかな?」と不安がよぎったという。また、「わたしはどちらかというと(ホラー映画が)苦手なタイプ……」と衝撃発言を放つ有村。それを聞いた大泉は、瞬時に「言うんじゃないよ、そういうこと。なんてこと言うんだ」と真顔でツッコミ。加えて、「大好きなんだろ? こういう映画」と迫り、有村から「ハ、ハイ」と強引に返事をもらい、満足そうな表情を見せた。
しかし、大泉から海外の観客が笑いながら鑑賞していたことを聞いた有村は、「そういう観方があるんだ」と目からうろこが落ち、今では「怖いけど爽快感があったよねとか、絶叫しながら楽しんでもらえる映画」と感じているという。大泉も「映画館で『大泉めっちゃカッコいい』とか『塚地キモイ』とかいう私語はダメですけど、声を出してみるのは楽しいと思います」と冗談を交えつつ、本作の鑑賞方法を紹介した。
さらに、先日行われた試写会で、ラストシーンの英雄に対して「かっけー(格好いい)」と思わず声を漏らした観客を目撃したという大泉は、「『かっけー』言っていいんです!」と猛アピール。そして、「この映画に関しては、『うわー』『キャー』とか叫びながら観た方が良いのかなと思うので、そういう観方をしている人がいても怒らないで」と呼びかけた。(取材/錦怜那)
映画『アイアムアヒーロー』は全国公開中