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スーザン・サランドンが語る母親と子供の理想の関係とは? トライベッカ映画祭

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スーザン・サランドン
スーザン・サランドン

 第15回トライベッカ映画祭で上映された作品『ザ・メドラー(原題) / The Meddler』について、スーザン・サランドンローズ・バーン、そしてローリーン・スカファリア監督が、4月19日(現地時間)にニューヨークで行われたAOLのイベントで語った。

【動画】スーザン・サランドン出演『グリフィン家のウエディングノート』

 本作は、ニュージャージーに住む世話好きのマーニー(スーザン)が、夫に先立たれたことで、L.A.で脚本家として活躍する娘ローリー(ローズ)の自宅近くに引っ越し、娘の人生に干渉し始めるが、映画のセットで出会ったジッパー(J・K・シモンズ)と恋に落ちたことで、徐々に子離れをしていくというストーリー。映画『エンド・オブ・ザ・ワールド』のローリーン・スカファリアがメガホンを取った。

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ザ・メドラー
ローズ・バーン

 ローリーンは、自身の母親に影響されて今作を手掛けたそうだ。「わたしの母は父の死後、6年前にニュージャージーからL.A.に引っ越してきたの。そしてiPhoneを購入し、わたしに頻繁に電話してきて、電話に出ないと多くのメッセージを残していたの。母はとても個性的で面白い人だけれど、L.A.に来たばかりの時は水を離れた魚のように場違いで、突然わたしと母が(別の環境で)面と向かって話すのも変な感じだった」と当時を振り返った。

 スーザンと親子を演じたことについて、ローズは「スーザンとは共通の友人が居たことで知り合いだったの。今作はリハーサルの時間も少なく、予算も少ないために、彼女と知り合いだったことが幸運にはたらき、彼女とは親子として相性が良かったわ」と語った。一方スーザンはニュージャージーのアクセントについて「わたしはニューヨークのクイーンズで育ったけれど、それから家族全員でニュージャージーに引っ越したの。そのため、スムーズに話せるはずだけれど、わたしはむしろ南部のアクセントの方がやり易かった。だからアクセントのコーチを雇い、電話に録音したニュージャージーのアクセントを聞いていたわ」と答えた。

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 実際に母親としての子供への接し方について、スーザンは「子供とはお互いに(多少は)干渉するポリシーがあるの。ただ、彼らがたとえ恋人との関係がうまくいかないからといって、『別れるべきよ』などと言ったりはしない。あえて触れないことで、彼らからわたしに(アドバイスを求め)話しかけてくることを望んでいるの。でも、彼らが恋愛関係に関して聞いてきて、それが彼らの将来を左右することなのであれば、干渉することもあるわ」と明かした。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

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