「ドクター・フー」の新コンパニオン発表
英人気テレビドラマ「ドクター・フー」でピーター・キャパルディ演じる12代目ドクターの新たなコンパニオンは、舞台女優パール・マッキーに決定したとBBCが発表した。
第7シーズン途中から第9シーズンまでコンパニオンのクララを演じてきたジェナ・コールマンは12月に降板。「ダウントン・アビー」に続くヒットを狙う英ITV局のドラマ「ヴィクトリア(原題) / Victoria」で主演を務めることになっている。ジェナの後、誰がキャスティングされるかが注目されていた。
The Hollywood Reporterなどによると、パールは英ブリストル・オールドヴィック演劇学校の卒業生で、現在はウエストエンドの舞台「ザ・キュリオス・インシデント・オブ・ザ・ドッグ・イン・ザ・ナイトタイム(原題) / The Curious Incident Of The Dog In The Night-Time」に出演中だという。
「『ドクター・フー』ファミリーの一員になれることに心から興奮しています」とパールはコメント。「演劇学校の時も舞台の格闘シーンなどが大好きだったので、ドラマで悪のモンスターを違う次元へと蹴散らすのが待ちきれません」と言っている。
第10シーズン限りで降板がうわさされているピーターは、「パール・マッキーを『ドクター・フー』に迎えられるのはうれしい限りです。素晴らしい魅力と活力を持った、非常に才能のある女優です。ターディス(TARDIS)に新たな風を吹き込み、ドクターの冒険に新たな可能性を数多くもたらしてくれるでしょう」とコメントしている。
パールが演じるのはビルというキャラクター。クールでタフで頭も切れるが、少しだけ弱い面もあり、オタク要素も持ち合わせている女性だという。「ドクター・フー」の新シーズンの撮影は来月からスタートするが、BBCでの放送は2017年からになると E! News などは報じている。(澤田理沙)