『攻殻機動隊』草薙素子姿でオーディションに!押井守新作の主演女優は押井アニメファン
押井守監督の最新作『GARMWARS ガルム・ウォーズ』の主人公に女優メラニー・サンピエールが起用された経緯が明かされ、押井アニメの大ファンの彼女が、『攻殻機動隊』シリーズのヒロイン・草薙素子を意識した半ばコスプレのような装いでオーディションに挑んだというエピソードが披露された。
メラニーは新人ながらモントリオールで行われたオーディションを勝ち抜いた逸材。これまでに明かされている本作予告編やビジュアルで確認できるCGのように美しいルックスが話題を呼んでいたが、このたび、そんな彼女が抜てきされたオーディションの裏側が明かされた。
書類選考の段階では、彼女が最も可能性が低いとされていたのだとか。押井監督のアニメが大好きなメラニーは黒髪おかっぱ頭で素子になりきってオーディションに臨んだという。もちろん起用理由はそんなことではなく、実際にカメラのレンズを通したときに被写体としての存在感が際立っていたことが決め手となった。新人としてはまさしく大抜てきだが、劇中でどのような活躍を見せるのだろうか。
3つの部族間の抗争が続く星を舞台に、それぞれの部族の男女3人が奇妙な絆を育みながら繰り広げる旅と戦いを描く本作。メラニー演じる主人公の女戦士カラは、圧倒的に強い女性像を好んで描いてきた押井監督の作品では異色ともいえる、どこか不安げで揺らぎがあるキャラクターだ。だが、カラが超人的に強いキャラクターではないからこそ成立したシーンが、本作終盤で観られることになるそう。これまでの押井作品とは一味違ったカラの人物像にも期待したい。
本作は、構想に15年の歳月を費やした押井監督の意欲作。撮影はオール北米ロケで実施され、世界的アニメーション製作会社 Production I.G が携わった。日本語版プロデューサーとしてスタジオジブリの鈴木敏夫が参加していることでも注目されている。(編集部・小山美咲)
映画『GARMWARS ガルム・ウォーズ』は5月20日公開