リアル過ぎてCGだと感じさせない!ディズニー実写『ジャングル・ブック』予告
ディズニー最新の実写映画『ジャングル・ブック』の予告編が公開され、CGだと感じさせない、リアル過ぎる動物たちと大自然が圧倒的な映像がお披露目された。
本作は、ディズニーがアニメーション化もした、英国作家ラドヤード・キプリングによる不朽の名作を、『アイアンマン』シリーズのジョン・ファヴロー監督が実写映画化したアドベンチャー大作。ジャングルで取り残された少年モーグリは、母オオカミのラクシャに惜しみない愛を注がれて育てられた。幸せな生活を送るモーグリだったが、人間への復讐心に燃える恐ろしいトラのシア・カーンが現れ……。
ファヴロー監督が「オオカミに育てられたモーグリが、トラの出現によって家族と引き離されてしまう場面をとってみても、リアルなキャラクター描写のおかげで、大切な我が子を奪われた母親の悲しみといった深い感情が切実に伝わってくるはずです」と明かすように、予告映像では、最先端の映像テクノロジーによって表現された“人間味”あふれる動物たちの様相が見てとれる。
予告映像の途中で描かれるのは、恐ろしい形相のシア・カーンに追われるモーグリの姿。黒ヒョウのバギーラやクマのバルーがモーグリを助けるため、果敢にシア・カーンに挑んでいく。終盤で映し出される、ラクシャが「忘れないで どこへ行こうと あなたは私の子供よ」とモーグリに語るシーンは涙を誘う仕上がりになっている。
唯一CGで表現されていない主人公のモーグリには、12歳の新人ニール・セディが抜てきされ、動物のボイスキャストとしてスカーレット・ヨハンソン(ヘビのカー)、ベン・キングズレー(黒ヒョウのバギーラ)、ビル・マーレイ(クマのバルー)、クリストファー・ウォーケン(巨大なサルのキング・ルーイ)ら豪華俳優陣が脇を固めている。
全米ボックスオフィスランキングで2週連続第1位を獲得した本作は、全米最大の映画レビューサイト・Rotten Tomatoes で満足度94%(24日付)という高評価を受けており、日本での公開が待ち遠しくなるばかり。(編集部・小泉裕嗣)
映画『ジャングル・ブック』は8月11日より全国公開