サイモン・ペッグもチューバッカにハグをおねだり!『フォースの覚醒』感動秘話
5月4日“May the 4th”(スター・ウォーズの日)に発売される、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のMovieNEXに含まれるボーナスコンテンツから、ハン・ソロの相棒で大人気のキャラクター、チューバッカのメイキング映像が公開され、同作に出演のサイモン・ペッグが「恥を忘れてハグを頼んだ」と告白するなど、チューバッカにまつわる数々の秘話が明かされた。
本作で、ハリソン・フォード演じるハン・ソロが「帰って来たぞ」と相棒チューバッカと共に登場するシーンに、胸を躍らせたファンは多いはず。ウーキー族で全身がフサフサの毛で覆われているチューバッカは、身長約2.2mという長身のピーター・メイヒューがこれまで演じてきた。
今回、そのチューバッカを再創造するのはチャレンジだったという。なぜならクリーチャーの生みの親であるデザイナー、スチュアート・フリーボーンさんが、製作開始のわずか数か月前に他界してしまったからだ。クリーチャー・エフェクトのスーパーバイザー、ニール・スキャンランと彼のチームは、すべての縫い目とすべての毛を忠実に再現するため、何時間もかけてルーカスフィルムの記録保管所を徹底的に調べ上げ、映像を鑑賞したそう。
試行錯誤した結果、チューバッカの表情は、マスクを被ったピーター自身が口を開閉するという従来のシンプルな動きをそのまま採用し、10人がかりで22週間かけて5つのチューバッカのスーツを作り上げたという。ニールは「ピーターがマスクをかぶった途端、チューバッカがよみがえった」と喜ぶ。新チューバッカのスーツに袖を通したピーターも「きっと皆も気に入ってくれるだろう」と誇らしげだ。
さらに、チューバッカはそのフサフサの毛並みからか、多くのファンにハグを求められる存在なのだ。アンカー・プラット役で出演したサイモン・ペッグも「恥を忘れてハグを頼んだ」と告白し、いろんな人にハグされるチューバッカの姿がこのたび公開された映像に収められている。そのためスーツの痛みが早かったというが、それこそが世界中から愛されている証なのだと思うと感慨深いものがある。(編集部・石神恵美子)
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のMovieNEX(4,200円+税)、MovieNEXプレミアムBOX(数量限定/9,800円+税)は5月4日発売、デジタル配信(購入)は4月27日開始