『名探偵コナン』快進撃でV2!ディズニー『ズートピア』も好スタート!
映画週末興行成績
25日、ゴールデンウイークが目前に迫った土日2日間(4月23~24日)の全国映画動員ランキングを興行通信社が発表し、5本の新作がベストテン入りする中、『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』が2週連続1位を獲得した。先週末の動員は52万2,023人、興行収入6億7,920万6,300円と好調に推移。累計成績は動員194万6,671人、興収25億2,550万8,110円と、早くも興収25億円を突破した。
動物たちが暮らす都市を舞台に、ウサギの警察官ジュディが難事件の捜査に挑むディズニーアニメ最新作『ズートピア』は2位に初登場。471スクリーン公開で動員32万9,513人、興収4億4,580万4,900円をあげた。
花沢健吾の人気コミックを大泉洋主演で実写化したパニックホラー『アイアムアヒーロー』が4位に初登場。284スクリーン公開で、動員15万9,964人、興収2億2,568万8,700円を記録した。客層の男女比は76対24。年齢別では20代が27.7%、16~19歳が22.1%で、鑑賞動機としては「キャストが好き」が81%、「原作が好き」が37.4%、「内容が面白そう」が29.2%と続いた。
レオナルド・ディカプリオが初のオスカーに輝いた『レヴェナント:蘇えりし者』は初登場5位。366スクリーン公開で、動員13万2,848人、興収1億7,955万3,100円を記録し、初日22日を合わせた3日間成績は動員18万1,106人、興収2億3,980万2,800円となった。
6位には高橋和希の人気漫画「遊☆戯☆王」の20周年を記念して製作された『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』が初登場。137スクリーンで公開され、動員9万2,396人、興収1億3,301万600円をあげた。劇場には20代から30代の男性客が目立ったという。
動画サイトで人気のクリエイターユニットHoneyWorks原作の劇場用アニメ『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』が81スクリーン公開ながら8位にランクイン。動員5万528人、興収7,050万7,400円を記録した。吹奏楽に青春をささげる女子高校生たちの姿をつづった『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』は初登場11位。39スクリーンの小規模公開ながら、動員2万8,992人、興収4,297万1,350円。1スクリーンあたりの平均興収は約110万と盛況となった。
今週末は『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『ちはやふる -下の句-』『追憶の森』『スキャナー 記憶のカケラをよむ男』『テラフォーマーズ』などが公開予定となっている。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2016年4月23~24日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』:2週目
2(初)『ズートピア』:1週目
3(2)『映画クレヨンしんちゃん 爆睡! ユメミーワールド大突撃』:2週目
4(初)『アイアムアヒーロー』:1週目
5(初)『レヴェナント:蘇えりし者』:1週目
6(初)『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』:1週目
7(3)『暗殺教室~卒業編~』:5週目
8(初)『ずっと前から好きでした。~告白実行委員会~』:1週目
9(6)『ちはやふる -上の句-』:6週目
10(4)『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』:8週目