マーティン・フリーマンがずっと興味を持っていた題材とは?インタビュー映像で明らかに
現在公開中の映画『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』より、「SHERLOCK/シャーロック」シリーズのワトソン役などで知られる俳優のマーティン・フリーマンのインタビュー映像が公開され、彼が人生でずっと興味を持っていたという本作の題材について語った。
本作は、元ナチス親衛隊将校アドルフ・アイヒマンを裁くために開廷された“世紀の裁判”を報道しようと奮闘したテレビマンたちに迫ったドラマ。ナチスがユダヤ人に何をしたのか、ホロコーストの実態とは……生存者たちの口から貴重な証言が語られるこの裁判を撮影し、その映像を世界へ届けるという一大プロジェクトの実現に奔走する敏腕プロデューサーのミルトン・フルックマンをマーティンが演じ、『アンコール!!』などのポール・アンドリュー・ウィリアムズ監督がメガホンを取った。
公開されたインタビュー映像では、マーティンが自身の役どころや本作への思いなどを語っている。「ずっと興味のあった題材で、本やドキュメンタリーで学んでいた」という言葉の通り、自身が演じた人物や裁判について事細かに話すマーティンからは、本作の題材に非常に関心があるとともに、勉強熱心であることがうかがえる。裁判に関する知られざる事実だけでなく、マーティンが「まず題材に心が引かれ、脚本もよかったのでやる意義のある作品だと思ったんだ」と太鼓判を押している本作の脚本、さらに彼の演技にも注目の一本だ。(編集部・吉田唯)
映画『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』は公開中