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あの日何が起きたか 3.11を描く映画に菅内閣政治家の実名が登場

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「日本が揺れた5日間」に迫る!
「日本が揺れた5日間」に迫る! - (C)「太陽の蓋」プロジェクト / Tachibana Tamiyoshi

 東日本大震災と福島原発事故が起きた2011年3月11日からの5日間を描くポリティカル映画『太陽の蓋』の予告編が公開され、当時の菅直人首相や枝野幸男内閣官房長官などの政治家たちの実名が登場、緊迫する官邸内部や福島原発を取り巻く人々が混乱し戸惑う様子が明らかになった。

 本作は原発事故の真相を追う新聞記者をキーパーソンとし、多角的な視点から3.11の実相に迫るジャーナリスティック・エンターテインメント。震災時の菅内閣の政治家の実名を登場させ、原発事故の経過や対応を事実に沿って丹念に追う。

 喧騒から始まりラストまで一気に駆け抜ける予告編では誰もが恐怖した地震の発生から、情報が錯綜し、混乱に陥っていく日本の中枢の様子が緊張感たっぷりに描かれている。また当時のテレビ放送を再現したシーンでは菅原大吉が枝野官房長官として会見を行っており、三田村邦彦が管総理として計画停電実施の発表を行っている。そして数々の映画・ドラマ・舞台で活躍し、今作が映画初主演となる北村有起哉が情報収集に奔走する記者・鍋島として日本に訪れた危機に翻弄されている。

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 テレビドラマ「マジすか学園」シリーズなどの佐藤太がメガホンを取った本作。あの未曾有の危機の中で何が起きたのかをあらためて観客に突きつけ、3.11を風化させまいという強い願いが込められた、「日本が揺れた5日間」を鋭くえぐった作品となっている。(編集部・海江田宗)

映画『太陽の蓋』は7月16日より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開

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