『フォースの覚醒』メイキングで明かされる裏側!
5月4日“May the 4th”(スター・ウォーズの日)に発売される映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のMovieNEXに含まれる約2時間に及ぶボーナスコンテンツで、今までベールに包まれてきた製作の裏側が明かされた。
映画史を塗り替える大ヒットを記録した映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のMovieNEXに含まれるボーナスコンテンツは約2時間と、本編に負けないボリュームで圧倒してくる。まずは、そのコンテンツの内容をご紹介。
■メイキング・オブ・フォースの覚醒
■素晴らしい共演者たち
■クリーチャーの制作
■BB-8の秘密
■雪のシーンの撮影風景
■ILMの技術
■ジョン・ウィリアムズの音楽
■未公開シーン(フィンと村人、報告、Xウイング、カイロ・レンとファルコン、雪上でのチェイス、心配するレイ)
■フォース・フォー・チェンジ
全部で9つのコンテンツ。何と言ってもおすすめは、1時間ほどの「メイキング・オブ・フォースの覚醒」で、正直、これだけで販売してもいいのではないかと思えるほどの見応えだ。シリーズにとって約10年ぶりの新作となった『フォースの覚醒』では、“世代交代”が物語の大きなテーマの一つとなっており、時を経て、ライトセーバーがバトンのように象徴的な意味を帯び始めていることに、ファンなら誰しもがうるっとしてしまったに違いない……。本メイキング映像では、まさしく同じことが作り手にも起きていたのだと教えてくれる。
それは、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ハリソン・フォードらレジェンドとなった旧キャストから、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバーといった新キャストまでが、それぞれの思いを異なる視点で語る姿からひしひし伝わってくる。さらには、『フォースの覚醒』の美術を担当する男性が、旧3部作の美術を手掛けていた彼の父と一緒にインタビューに応じ、当時、父親が使っていたスケッチを本作で参考にしたというエピソードを語るなど、感慨深いものがある。ストーリーと並行するように、作り手の間でも世代交代が行われていたのだった。
また、前述のキャストインタビューに関しても、公開まで徹底的な秘密主義が貫かれていたため、自由に口を開くことができなかった彼らが、本メイキング映像のカメラに向かっては何でも話していいという安心感からか、リラックスしたムードのなかでうれしそうに話しているのが印象的だ。
そして、廃品の買い取りをする商人のアンカー・プラット役で出演していたサイモン・ペッグのインタビュー映像が、同役では顔を隠していたことの反動なのか、やたらと記憶に残るという、ペッグのファンにはうれしい(?)メイキング映像になっていると言えそうだ。(編集部・石神恵美子)
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』はデジタル配信中、MovieNEX(4,200円+税)とMovieNEXプレミアムBOX(数量限定/9,800円+税)は5月4日発売