「ブラックリスト」スピンオフ「冒険野郎マクガイバー」「トレーニング・デイ」シリーズ化が正式決定
米テレビドラマ「ブラックリスト」のスピンオフドラマ「ザ・ブラックリスト:リデンプション(原題) / The Blacklist: Redemption」や、「冒険野郎マクガイバー」の前日譚(たん)ドラマ、映画『トレーニング デイ』のテレビ版のシリーズ化が正式に決定した。The Hollywood Reporter などが伝えている。
「ザ・ブラックリスト:リデンプション(原題)」は、5月12日(現地時間)にアメリカで放送された「ブラックリスト」のエピソードをパイロット版にしていた作品。トム・キーン/ジェイコブを演じているライアン・エッゴールド、映画『X-MEN』シリーズのファムケ・ヤンセンが主演。ファムケは、政府が関われない問題を解決する極秘の傭兵組織“グレイ・マターズ”のトップ、スーザン・“スコッティ”・ハルステッドを演じているが、彼女はトムの実の母親だと米NBC局の番組紹介には記載されている。
「冒険野郎マクガイバー」の前日譚ドラマ「マクガイバー(原題) / MacGyver」は、20代のマクガイバーが秘密組織にリクルートされ、さまざまな犯罪や陰謀に立ち向かう姿を描いたアクションドラマ。ただ、パイロット版を撮り直すようで、マクガイバーを演じているルーカス・ティルとテレビドラマ「CSI:科学捜査班」のジョージ・イーズ以外のレギュラーは全員カットされることになったという。
「トレーニング・デイ(原題) / Training Day」は、映画の終わりから15年がたった設定で、ビル・パクストンがベテラン刑事フランク・ロークを演じ、新人刑事カイル・クレイグをジャスティン・コーンウェルが演じる。また、テレビドラマ「ARROW/アロー」でナイッサ・アル・グールを演じているカトリーナ・ローが、4歳のときに人身売買されそうになっていたところをローク刑事に助けられ、現在はロス市警の特別捜査部(SIS)に配属されている刑事レベッカ・リー役で出演する。(澤田理沙)