アンジェリーナ・ジョリーがイギリスで客員教授に
アンジェリーナ・ジョリーがロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の客員教授の一人になったという。
人権運動家としても知られるアンジーは2017年の新学期から、女性・平和・安全保障の1年間の修士プログラムで講義を行うとのこと。
昨年、イギリスの前外務大臣ウィリアム・ヘイグ氏と共にこの修士プログラムの立ち上げに関わったアンジーは、「この修士プログラムの創設に勇気づけられます。女性の権利の向上、性的暴行のような、女性側に大きな影響を与える罪に対する免責の廃止などの議論を拡大するためにも、ほかの大学にもこれにならってほしいと思います。わたしは教えるだけでなく、生徒たちから学ぶことも楽しみにしています。政府や国連との仕事における体験談もシェアするつもりです」とコメントしている。
LSEによるとアンジーの授業は、男女平等の促進、女性経済の強化、女性の社会的および政治的参加と安全の向上のための戦略開発などを目的としているという。アンジーとヘイグ氏はスケジュールが許す限り講義を行うほか、セミナーに参加もし、研究も行うそう。
米国ジョージタウン大学女性・平和・安全保障研究所のメラニー・ヴェルヴィーア氏も、すでにアンジーと話し合いをしていることから、今後、彼女がアメリカの大学で教える可能性もあるという。
「先日、ロンドンを訪れた際、ジョージタウン大学において姉妹プログラムのコラボレーションをする方法について、アンジェリーナ・ジョリーと話をしました。近い将来、アンジェリーナと前外務大臣ヘイグ氏をジョージタウンにお迎えするのを楽しみにしています」とヴェルヴィーア氏はPeopleにコメントしている。(BANG Media International)