本郷奏多、漫画実写化作品での役づくりの工夫明かす
俳優の本郷奏多が29日、都内で行われた7年ぶりの写真集「KANATA HONGO 2016」の刊行記念握手会に出席した。本郷はHey!Say!JUMPの山田涼介主演で実写映画化される「鋼の錬金術師」でホムンクルスのエンヴィーを演じることが決まったばかり。以前から漫画原作作品への出演が多いことを指摘されると、実写化作品での役づくりについて「そういう作品に出演する時は自分を出すんじゃなくて原作のイメージを崩さず、そのまま着地させるようにしています。自分が寄せられるところは寄せるようにすることで、原作のファンにもちゃんと勉強しているんだってことを理解してもらえるんです」と工夫をしていることを明かした。
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「鋼の錬金術師」について本郷は「衣装合わせ的なことをしてきたんですけど、ほぼ原作のイメージに近いです。ビジュアルは原作に近づけるんじゃないかなって思っています。大好きな作品なのでイメージを崩さず演じたい。作りこんだファンタジーの世界もなかなかやる機会はないので楽しんでやれたらと思っています」と意気込み。
この日は7年ぶりの写真集のPRイベントで約2,000人ものファンが握手会に参加したが、写真集についても「機会があれば撮りたいと思っていたのがようやく実現したという感じです。カメラマンは僕の大学の親友。最も尊敬するカメラマンの一人。在学時代から一人前になったらお互い何か作ろうって話をしていたので、実現して嬉しい」とコメント。
お気に入りの写真として、自宅で飼っているというヨークシャーテリアの“ラミちゃん”とのカットを披露し、「世界で一番ラミちゃんを愛しています。撮影中すごいお利口ちゃんで、どうやったらよく撮られるかもよく知っていた」と嬉しそうな表情。テキーラを飲んでいるカットもあるといい、お酒好きも告白。「記憶がなくなることはざら。でも人に迷惑をかけることは無いと思います」と照れくさそうに話していた。(取材・文:名鹿祥史)
「KANATA HONGO 2016」は発売中