アリスの敵?味方?新キャラ“時間の番人”とかわいすぎる手下たち!
ティム・バートン製作×ジョニー・デップ主演で贈るシリーズ最新作『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』から本編映像が一部公開され、『ブルーノ』などのサシャ・バロン・コーエンが演じている、謎の新キャラ・タイムが、かわいい手下たちとともに繰り広げるへんてこなやりとりが披露された。
物語は前作から3年後。亡き父の後を継ぎ、船長として大海原で活躍していたアリス(ミア・ワシコウスカ)は、再びワンダーランドへと誘われる。そこにいたのは、悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッター(ジョニー)だった。彼を救うため、アリスは時間の番人・タイムと対峙しながらも時間をさかのぼろうとする。
この度公開された映像は、アリスが無限の空間にそびえるタイムの永遠の城をタイムと一緒にめぐっているシーンで始まる。タイムは時間の化身として、万物にパワーをもたらす大時計を守り続けており、その大時計とシンクロする時計仕掛けの心臓を持つ、半身人間・半身機械という摩訶不思議な存在だ。そのため「誰もが敵にまわしたくはないと思う人物」と恐れられているが、行き過ぎた自信家ゆえに間抜けで愛嬌があるという一面も。
それは、本映像でお披露目された、ブリキ製のような無邪気で可愛い手下たちとのやりとりからもうかがえる。タイムが手下に対して「オツムが弱くてね」と発言すると、ぴょんぴょん飛び跳ねるほど元気だった手下が明らかにしょんぼり……。それを目にしたタイムは慌ててキスして謝るなど、人間味にもあふれているとてもユニークなキャラクターだ。
アリスがマッドハッターのために、絶対にやってはいけない“過去を変える”というタブーに触れてしまうことで、タイムは一体どうするのか……。アリスの運命とともにタイムの行く末も気になるばかりだ。(編集部・石神恵美子)
映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は7月1日より全国公開