マーベル初単独ヒロインに『ルーム』のブリー・ラーソン!?
マーベル初の女性ヒーロー単独主演映画『キャプテン・マーベル(原題) / Captain Marvel』の主人公キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバース役に、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたブリー・ラーソンの名が有力候補として浮上している。Deadlineなどが報じた。
マーベルで初めて単独主演を飾るスーパーヒロイン、キャプテン・マーベル役にはこれまで『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のエミリー・ブラントや、『トロン:レガシー』のオリヴィア・ワイルドが候補とされていた。そして今回、7年にわたって監禁され続けた親子の脱出劇とその後を描いた『ルーム』で、母親を演じ見事オスカーを獲得したブリーが突如、有力候補だと伝えられた。
原作でのキャプテン・マーベルは元々、キャプテン・マーベル(マー・ベル)という男性ヒーローの恋人。ある事故がきっかけで彼女にも彼の力が宿り、ミズ・マーベルとして活躍するも、恋人が亡くなったことなどを受けて、その名を踏襲することになり、女性のキャプテン・マーベルとして活躍する。
同サイトによると、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で単独主演映画より一足先にスパイダーマンやブラックパンサーがお披露目されたように、キャプテン・マーベルも『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2(原題)/ Guardians of the Galaxy Vol. 2』(2017年5月5日全米公開)あるいは、『アベンジャーズ:インフィニティー・ウォー・パート1(原題) / Avengers: Infinity War -Part1』(2018年5月4日全米公開)で初登場するのではないかと推測されている。
本作の脚本には『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のニコール・パールマンと『インサイド・ヘッド』のメグ・レフォーヴが名を連ねている。監督は決定しておらず、スタジオは『クジラの島の少女』のニキ・カーロなど女性監督を候補に探しているという。2019年3月8日の全米公開を予定している。(編集部・石神恵美子)