ダニエル・デイ=ルイスがポール・トーマス・アンダーソン監督と再タッグか?
アカデミー賞主演男優賞を3度受賞した名優ダニエル・デイ=ルイスが、映画『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』でタッグを組んだポール・トーマス・アンダーソン監督と再タッグを組む可能性があることがColliderほか複数メディアで報じられた。
【写真】アンダーソン監督×ダニエル・デイ=ルイス『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
本作は、映画『アメリカン・ハッスル』『フォックスキャッチャー』のミーガン・エリソンの制作会社アンナプルナ・ピクチャーズが企画し、制作費も出費するタイトル未定の作品。デイ=ルイスとアンダーソン監督は、共に交渉段階にあるようで、正式にはまだ決まっていない。
そのストーリーは、1950年代のニューヨークのファッション業界を舞台にしたドラマであること以外は明確にされていないが、現在東ヨーロッパのアクセントを持つ若い女優を助演役で探しているそうだ。
もし出演が決まれば、デイ=ルイスにとってスティーヴン・スピルバーグの作品『リンカーン』以来の新作となり、一方、近年レディオヘッドのミュージックビデオを撮影していたアンダーソンにとっては、映画『インヒアレント・ヴァイス』以来の長編作品になる。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)