スピルバーグ監督SF新作、日本俳優が大役を射止める!
日本の俳優・歌手で、5人組ダンスボーカルユニットPrizmaXのメインボーカルとして活躍する森崎ウィン(25)が、スティーヴン・スピルバーグ監督が人気小説「ゲームウォーズ」を映画化するSF大作『レディ・プレイヤー・ワン(原題) / Ready Player One』の主要キャストの一人に抜てきされた。森崎は「僕の大きな夢、『ハリウッド映画デビュー』が叶った事に嬉しい気持ちでいっぱいです!」と喜びのコメントを寄せている。
アーネスト・クラインの同名小説を映画化する本作は、バーチャルな世界を舞台に10代の若者たちが大富豪の遺産を追うストーリー。原作は1980年代のビデオゲームをはじめとするポップカルチャーネタが満載の作品で、日本のカルチャーにも多く言及していることからスピルバーグ監督による映画化は日本のファンの間でも話題となっていた。
その後、主演に『X-MEN:アポカリプス』のタイ・シェリダン、ヒロインに『シグナル』のオリヴィア・クックをはじめ、『ロスト・リバー』のベン・メンデルソーン、『スター・トレック』シリーズのサイモン・ペッグといった豪華キャストの出演が決定。しかし、タイ演じる主人公ウェイドの友人ダイトー役のキャスティングは、日英バイリンガルという条件もあって難航し、数ヶ月間に渡って全世界でオーディションが行われていた。そして最終的に絞り込まれた候補者の中から、スピルバーグ監督自らが森崎を指名したという。
大役を勝ち取った森崎は、「決定したことを最初に聞いた時は、今まで生きてきた中で一番の驚きでした。『本当だったんだ』と改めて実感が湧いて、身体の震えを感じました」と興奮気味に振り返り、「全てが新しい経験ですが、この作品の中の“ダイトー”としてしっかりと作品に向き合っていきたいと思います。今までPrizmaXというグループで活動していた僕にとって、海外の映画作品に1人で臨むことにまだ不安はありますが、スピルバーグ監督のもと、自分に出来る事を全て注ぎ込み、素晴らしい作品をお届け出来るように最後まで全力で撮影に臨みたいと思います」と意気込んだ。撮影は海外で6月から開始され、森崎の撮影期間中、PrizmaXは残りのメンバーの4人体制で、ライブ活動を行っていくとのこと。ハリウッドでの森崎の雄姿に期待がかかる。(編集部・石神恵美子)
≪森崎ウィンのプロフィール≫
1990年8月20日生まれ25歳
中学2年生の時にスカウトされ、2008年にドラマ「学校じゃ教えられない!」で俳優デビュー。同年ダンスボーカルユニットPrizmaXに加入しメインボーカルを務める。その後ドラマ「ごくせん」シリーズや映画『パレード』等に出演し高い評価を得た後、尾崎豊追悼映画『シェリー』で初主演。CMではNTTdocomo「とある留学生と、私。」篇にタイ人留学生役として大きな反響を呼んだ。2013年3月、PrizmaXとしてシングル「Mysterious Eyes/Go!」でCD デビュー。 最新作の「UP<UPBEAT」は初動3万枚、オリコンウィークリー4位を記録した。スターダストプロモーションに所属。