ホイットニー・ヒューストンさん遺品、競売に ウエディング・ドレス含む100点以上
2012年に48歳で亡くなったホイットニー・ヒューストンさんのウエディング・ドレス、エミー賞、ビルボード・ミュージック・アワードなどで着用したドレスなど、100点以上の遺品がオークションにかけられることになった。
ホイットニーさんの義姉妹で、遺産を管理しているパット・ヒューストンは、「ホイットニーと彼女の曲を愛してくれた人たち、ホイットニー自身が愛したファンに、彼女の何かを提供する時がきたと感じたんです」と、出品理由を語っている。
1992年にボビー・ブラウンとの結婚式で着用したウエディングドレスは3,500ドル(約38万5,000円)からスタート。「この美しいドレスとヴェールはホイットニーとマーク・バウワー、そして当時彼女のスタイリストだったダイアン・ジョンソンがデザインしたものです。ホイットニーはぴったりとしながらも、露出度の少ないドレスと、ちょっと変わったヴェールを希望しました。ニュージャージー州メンダムの彼女の邸宅で行われた結婚式には800名の招待客が参列し、彼女は父親ジョン・ヒューストンと共にバージンロードを歩きました。ドレスの裾にはちょっとしたスレと汚れが見られます。これは使用した際に裾が床に接触したことが原因です。ヴェールには小さな穴があります。この2点を除けば、とても状態のいいドレスです」と商品説明には書かれている。ドレスには本物であるとの証明書も付いてくるそうだ。(1ドル110円計算)
このほかにも、初の世界ツアーの際に使用した1985年から1994年のホイットニーさんのパスポートも出品されるとのこと。全アイテムは6月13日から17日までニューヨーク市のヘリテージ・オークションズ・ギャラリーに展示されたあと、6月22日と23日にビバリーヒルズでオークションにかけられる。(BANG Media International)