Netflix「マルセイユ」第2シーズン決定
ジェラール・ドパルデュー主演のNetflixドラマ「マルセイユ」が、「戦いはまだ終わっていない」とTwitterで第2シーズンの製作を発表した。
同ドラマは「ハウス・オブ・カード 野望の階段」に似た作品で、25年間、南仏の都市の市長を務めたロベール・タロ(ジェラール)が、野心にあふれる若き弟子と選挙で競うという政界を描いたもの。
Deadlineなどによると、フランスでは公共放送局TF1で最初の2エピソードが先に放送されたが、残念ながら不評だったとのこと。その他の国でも批評家からは辛口のコメントが多くみられたが、ジェラールの演技と景色の美しさは好評だったようだ。Netflixは個々の作品の視聴率はリリースしない主義のため、実際の視聴者がどう思ったのかは明らかではないが、第2シーズンが製作されるからには、それほどひどくなかったものと思われる。
第1シーズンは8エピソードから成り、脚本は映画『カルロス』のダン・フランクが執筆。ジェラールのほかに、2001年の映画『ピアニスト』でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞したブノワ・マジメル、映画『17歳』でシルヴィを演じたジェラルディーヌ・ペラス、映画『スズメバチ』のナディア・ファレスなどが出演している。
第2シーズンの配信日は未定。(澤田理沙)