アニメ『時かけ』からもう10年!映画の舞台で野外上映イベント開催!
『バケモノの子』『サマーウォーズ』を手掛けた細田守監督の長編アニメーション『時をかける少女』が、2006年の劇場公開から今年で10年を迎えるにあたり、映画の舞台である東京国立博物館にて、野外上映イベントなどの特別企画が実施されることが明らかになった。
「時をかける少女×東京国立博物館」と銘打った今回の企画では、同博物館本館前における野外上映「博物館で野外シネマ」、館内におけるスペシャルギャラリー「『時をかける少女』と東京国立博物館」、無料ゾーンおける「物販 SHOP」の3つのイベントが行われる。
野外上映は、映画公開日と同じ7月15日と翌16日の2日間、両日とも19時30分ごろから開始予定。15日には細田監督と同博物館の松嶋雅人平常展調整室長による上映前トークイベントを、16日にもゲストを招待した特別イベントの開催を予定している。当日は22時まで本館及び東洋館が開館され、鑑賞後に映画の舞台を体験することも可能だ(別途座席付チケットの販売を予定、雨天時は館内上映)。
スペシャルギャラリーは、本館特別4室にて、休館日を除く7月12日から31日までの9時30分から17時まで実施(水、金は20時、土、日、祝日は18時、7月15日、16日は22時まで)。 劇中で描かれた「アノニマス 逸名の名画」展を企画監修した松嶋室長キュレーションによる特別展示となる。また物販は正門プラザで展開され、映画オフィシャルグッズや同博物館限定デザインのオリジナルグッズのほか、野外上映開催日には野外シネマ限定デザインのグッズや、飲食物が販売される予定だ。
同作は、作家・筒井康隆の同名小説を新たな構想で映画化したアニメーション。時間を跳躍する能力を手にした、現代に生きる17歳の少女・真琴と、彼女と仲のいい二人の男子クラスメートの青春を描き出す。企画は、映画を制作したスタジオ地図が『バケモノの子』の今夏テレビ初放送を記念して開催する「スタジオ地図 2016 in Summer」の一環として行われるもの。同社では、「今年もまたあの夏がやってくる」をキャッチコピーに、さまざまなイベントを企画している。(編集部・入倉功一)