中川家、アンパンマンデビューに夢のよう!キャラのモノマネを披露
お笑いコンビの中川家(中川家剛・中川家礼二)が、12日、都内で行われた国民的人気アニメ「それいけ! アンパンマン」の劇場版最新作『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』の完成披露親子試写会に出席。本作でゲスト声優を務めた二人は、アンパンマンデビューの感想を聞かれ、礼二が「信頼と実績の王道アニメに仲間入りさせていただき、夢のよう。僕らを好きと言ってくれるのは、おっちゃん、おばちゃんが多いので」と喜びを表すと、剛も突然、アンパンマンへの愛がたっぷりのモノマネを披露して、会場を沸かせた。
中川家の剛・礼二 アンパンマンデビューに夢のようとキャラのモノマネを披露 画像ギャラリー
アンパンマン、ばいきんまんの声をそれぞれ、テレビ放送開始の1988年から務めるレギュラーメンバーの戸田恵子、中尾隆聖とともに登場した中川家。心優しいロボット・ナンダの声を担当した礼二は、「セリフは本当に『ナンダ』しかなくて、6歳の娘に台本を見せたら『なんで、ナンダしか言わないの?』って言われました。でも『ナンダ』にいろいろな感情を込めたので、それを感じ取っていただければ。アフレコでは3時間くらい『ナンダ』と言い続けた」と振り返る。
一方、海が汚れないように守る海の主ヌラを演じた剛は「僕は(アフレコで)ダメ出しもなく、10分で終わったけど」とあっけらかんとした表情だが、突然「モノマネやっていいですか?」と言い出し「ばいきんまんにショートケーキを取られたよ~」とカバオくんの声マネを披露。さらに、かまめしどんの声でてんどんまんのセリフを言うという変化技も見せ、アンパンマンへの愛で会場の笑いを誘った。
さらに礼二は「『おばちゃんマン』という新キャラを、アフレコの時に考えまして『これ、とっとき~』って言いながら、アンパンマンたちに飴ちゃんを配るんです。その声も、僕でお願いしたい」としっかりアピール。これに戸田も「アメちゃんというキャラが既にあるから、それと一緒にしたら行けますね」と大乗り気だった。
劇場版第28弾の本作は、あらゆるものをおもちゃに変えられるおもちゃスティックを落としてしまったおもちゃの星のワガママなお姫様ルンダと、アンパンマンたちが繰り広げる冒険を追う。女優の波瑠が、ルンダ役でアニメ声優に初挑戦。ルンダとナンダのキャラクターは、原作者・やなせたかしさんが残し「アンパンマン」のミュージカルショーでも使用される名曲「勇気のルンダ」の歌詞がモチーフとなっている。(取材/岸田智)
映画『それいけ!アンパンマン おもちゃの星のナンダとルンダ』は7月2日より全国公開