海老蔵、妻には酷…過剰取材に自制求める
歌舞伎役者の市川海老蔵(38)が9日にブログを更新、この日、都内で行った会見で妻・小林麻央(33)が乳がんを患っていることを公表した海老蔵は、励ましへの感謝とともに、あらためて報道関係者に対して自制を求めた。
「皆様ありがとうございました。膨大なコメント全てを見る事は出来ませんが多くの方々の励ましやアドバイスその他諸々、心から感謝申し上げます」と切り出した海老蔵は、「本当に今日の会見が必要だったのか? それは分かりません。分かりませんが無事に終わりまして良かったです」と安堵(あんど)の気持ちをのぞかせた。
小林の症状については「比較的、深刻」と会見で明かしており、闘病の日々は続く。そのため海老蔵は、「あくまでも病人なのでマスコミの方々にはしつこいようですが静かに見守って頂きたいです」と呼び掛け、複雑な胸中を明かすように「本日会見後にマオの実家にもカメラが来たとのこと、うーん…よろしくお願いします」とつづった。
自らは「マスコミの方々により更に行動が狭められる事は私は一向に構いません」という海老蔵は、しかし「今のまおには酷でございます。そして麻耶さんも、子供達も、何卒よろしくお願いします」と家族への思いを吐露。「余計な事を申し上げまして誠に申し訳ありません。また今朝は雨の中 家の外で多くの記者の方々をお待たせてして申し訳ありませんでした。今後共よろしくお願い申し上げます」(原文ママ)と続けた。
この日の会見でも海老蔵は、家族でやりたいことを尋ねられ、「ずっと休みを取らずに仕事をしてきたのですが、今度、休みを取ろうと思っておりまして、(麻央の)体調次第でどこかに行こうかと思うので、(報道陣の)皆さん追っかけてこないように」と呼び掛けていた。(西村重人)