『スーサイド・スクワッド』はR指定じゃない!ジョーカーら悪役大集合でもPG-13
ジョーカーらDCコミックスの悪役たちが勢ぞろいする映画『スーサイド・スクワッド』(ワーナー・ブラザース)のアメリカでのレーティングがPG-13に決まった。
ヒーローによって投獄されて死刑や終身刑が確定した犯罪者たちがチームを組み、減刑のために命懸けのミッションに挑むさまを『フューリー』のデヴィッド・エアー監督が描いた本作。その内容や、これまでのエアー監督作はいずれもR指定だったことから、『スーサイド・スクワッド』にもR指定相当の内容を望むファンは少なくなかった。ただ、今回のレーティングに決まった理由は「最初から最後まで続く暴力とアクションのシーン、挑発的な内容と言葉」となっており、悪役たちが大暴れするさまはPG-13でも十分楽しむことができそうだ。
より多くの観客を獲得するべく、大作のアメコミ映画はPG-13で製作されることが一般的だが、そのルールを破ったのが20世紀フォックスの『デッドプール』。同作が大ヒットを記録したためR指定のアメコミ映画がどんどん作られるようになるのではないかと議論が盛んになったが、今のところフォックスにならうスタジオは出てきていない。
『スーサイド・スクワッド』は8月5日より全米公開、9月10日より日本公開される。(編集部・市川遥)