ファンの目前で射殺…セレーナ・ゴメスが親友の死に涙のパフォーマンス
現地時間10日に米人気歌手のクリスティーナ・グリミーさん(22)がコンサート会場で射殺された事件を受け、グリミーさんと親密だったセレーナ・ゴメス(23)が11日に行ったコンサート中に追悼パフォーマンスを披露、泣き崩れる一幕があったと、TMZ.comなどが報じた。
グリミーさんはYouTubeに投稿したカバー動画で人気を集め、音楽オーディション番組「ザ・ヴォイス」で3位に入ったこともあるシンガーソングライター。セレーナの義父が彼女を見出しマネージャーも務めていた縁から、二人は共にツアーを回るなど親密な関係に。セレーナはグリミーさんの良き先輩として助言を与えていた。
それだけにセレーナは追悼パフォーマンス中、涙で声を詰まらせ歌えなくなる場面もあったとのこと。観客からは大きな声援が送られたという。セレーナはTwitterにも「クリスティーナ、あなたが恋しい」というコメントをそえて、グリミーさんとのツーショット写真を掲載している。
また彼女の死を受け、「ザ・ヴォイス」の公式Twitterは「言葉もありません。私たちは美しい魂と素晴らしい歌声を失いました。心からご冥福をお祈りいたします」とグリミーさんを追悼。クリスティーナ・アギレラやアダム・レヴィーンなど、同番組で審査員を務めたセレブたちもメッセージを寄せている。
グリミーさんは現地時間10日、米フロリダ州オーランドで行われたコンサート後、ファンのサインに応じていたところを男に銃撃され死亡。容疑者のケビン・ジェームズ・ロイブル(27)は持っていた銃を使用し、その場で自殺した。グリミーさんのファンとみられている。E! News によるとセレーナは、事件を受けて、この日のコンサートにおけるファンとの交流イベントをキャンセルしたという。(編集部・入倉功一)