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広瀬アリス主演!悲哀に満ちた女の人生を演じきる!

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キャバレーのダンサーとして華々しいステージを魅せるエル
キャバレーのダンサーとして華々しいステージを魅せるエル - (C) 2016映画「L-エル-」製作委員会

 女優の広瀬アリスが、あどけない15歳の少女から老人までの悲哀と波乱に満ちた人生を描く映画『Lーエルー』で、ヒロイン・エルとして単独主演することが明らかになった。

 ロックアーティストの Acid Black Cherry が昨年リリースした、愛を探し続けた一人の女性エルの孤独で壮絶な人生をつづった物語と音楽が絡み合うコンセプトアルバム「Lーエルー」。そのアルバムの哀しくも美しいファンタジックな世界観を、『SHINOBI』の下山天監督が最新映像技術を駆使して映画化する。

 広瀬は360度グリーンバックのセットで撮影したことを明かし、完成を楽しみにしているそうで、「衣装やメイク、全てが今の時代ではないのでとても独特な世界観になっていて、しっかりと“エル”という女の子の人生を一緒に歩めました」と振り返り、「彼女のジェットコースターのような壮絶な人生と、物語の世界観を存分に楽しめる作品だと思います」とアピールした。

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 Acid Black Cherry のyasuは「難産だった『Lーエルー』という作品がこんなふうに誰かの心に届き、新しいプロジェクトが動き出していくのを見ると、『Lーエルー』もいつのまにか立派に巣立っていったんだな、と感じます」としみじみ。「今度はどんなふうに育っていくのか、僕も今から楽しみにしています」とコメントしている。

 下山監督も撮影時の苦労を打ち明けつつ「映像が Acid Black Cherry の音楽と融合することで、音楽の歴史に刻まれた“読むロックアルバム”が、この映画の完成によって“観るロックアルバム”へと進化を遂げることで、日本の音楽と映画の新たな扉が開かれると確信しています」と自信をのぞかせた。広瀬の演技についても「本番中、何度も彼女の演技に泣いているスタッフ達を見掛けました。実は私もその一人です」と太鼓判を押している。(編集部・小泉裕嗣)

映画『Lーエルー』は2016年秋全国公開

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