貞子、「総選恐」で伽椰子に勝利!安藤政信に支えられ登壇!
18日、都内で映画『貞子vs伽椰子』公開初日舞台あいさつが実施、貞子と伽椰子のどちらが勝つかを予想する「総選恐」キャンペーンの結果発表が行われ、僅差で貞子に軍配が上がった。この日は、出演者の山本美月、玉城ティナ、佐津川愛美、田中美里、甲本雅裕、安藤政信、メガホンを取った白石晃士監督が登壇した。
本作は、Jホラーを象徴するキャラクターである『リング』シリーズの貞子と、『呪怨』シリーズの伽椰子による、禁断の対決を描く。舞台あいさつでは、公式ホームページにて開催されていた、貞子と伽椰子、どちらが勝つと思うかを予想する、“『貞子vs伽椰子』呪い勝つのはどっちだ!?「総選恐」キャンペーン”の結果発表が行われる一コマも。
結果は……貞子の勝利! 拍手で迎えられ、安藤の手を借りながら登壇した貞子は、ゆっくりとした万歳で喜びを表現する。惜しくも戦いに敗れた伽椰子は、息子である俊雄と共に罰ゲームとして渋谷でゴミ拾いを行った。当日はその模様がスクリーンに上映され、会場は上映中とは異なり、大きな笑いに包まれた。
そして、そんな貞子と伽椰子の戦いに巻き込まれるヒロインの有里を演じた山本は、「監督が(演者を想定して脚本を書く)あて書きをしてくださって、私に近い役なのかなと思っていたんですけど、ずいぶんヒロインというかヒーローのような、芯の強い役が出来上がっていて、脚本をいただいた時はちょっとプレッシャーでした」と告白。貞子と伽椰子の魅力について、「髪を洗っていると後ろに立っているとか、日常生活に溶け込む感じが、すごく怖くて大好きです」とコメントした。
一方、大のホラー好きで、ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督や、『サスペリア』などのダリオ・アルジェント監督の作品を観て育ったという安藤は、当日の会場が満席になったことを受け、「(出演した)『セーラー服と機関銃 -卒業-』が2週間で打ち切りになるという悲しいことがあったんで……。もう本当に、これだけは入ってほしいと、角川の人もみんなそう思ってる(笑)。今日はうれしいです」ときわどいコメントで会場を沸かせた。(取材・文:岸豊)
映画『貞子vs伽椰子』は全国公開中