なりすましの真相は?「オーファン・ブラック」第5シーズンで終了
テレビドラマ「オーファン・ブラック 暴走遺伝子」が第5シーズンで終了すると BBC America が発表した。
同ドラマは、主人公のサラ(タチアナ・マズラニー)がある日、自分とうり二つの女性ベスが自殺する現場を目撃。人生をやり直そうとしていた彼女はベスになりすますことにするが、またしても自分とうり二つの別人が現れる。自分たちがクローン人間であることを知ったサラは、クローンが一人ずつ殺されていっていることも知り、同じ遺伝子を持つクローンたちと協力し真相を究明しようとするストーリー。
「『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』はジャンルをねじ曲げる、スリル満点のドラマで、これまでないほどにファンの心と想像力を掴んだ作品です」と同局の社長サラ・バーネットはコメント。7人を見事に演じ分けているタチアナの驚くべき才能と素晴らしいキャストを絶賛した後、視聴者を最後のクローン・アドベンチャーに連れて行くのが楽しみだと言っている。
クリエイターのジョン・フォーセットとグレーム・マンソンは「サラと彼女のクローン姉妹たちの物語の壮大な結末をお届けできることをうれしく思っています。この4年間は、目を見張るような冒険でした。われわれの、ちょっと変わったドラマの紆余曲折とスリルを愛し、見続けてくれたファンには感謝しきれません」とコメントしている。
第5シーズンは10エピソードが製作され、アメリカで2017年に放送される予定。(澤田理沙)