アン・ハサウェイ、国連親善大使に!エマ・ワトソンに次いで
ハリウッド女優のアン・ハサウェイが、女性の地位向上を目的とする国連ウィメン(UN Women)の親善大使に任命された。同機関の公式ホームページにて発表された。
今年3月末に第1子男児を出産し、ママになったばかりのアン。ニコール・キッドマンやエマ・ワトソンらも務めている国連ウィメンの親善大使に仲間入りを果たし、男女平等を実現するために、家庭における家事分担をはじめ、十分な子育て支援や育児休暇といった事柄に関する政策を推進していくという。
今回の決定を受けアンは、「光栄ですし、ジェンダーの平等を推し進めることに意欲を感じています。すでに著しい前進を遂げていますが、今こそさらに力を合わせてがんばることで、真の平等が実現できるのだということを証明しましょう」とアピールした。
国連ウィメン事務局長のプムズィレ・ムランボ=ヌクカ氏も、母親になったことで、職場で不利になってしまう問題(マザーフッド・ペナルティー)を当面の課題としているため、アンの抜てきはそれにふさわしくタイミングの良いものとなったとしている。アンはこれまでにも、ナイキ・ファンデーションが推奨するチャリティー活動の一環として、ケニアやエチオピアへ赴き、少女の強制結婚問題などに対する認知を高めることに取り組んできた。(編集部・石神恵美子)