2歳児、米ディズニーでワニに襲われ死亡…家族沈痛
米オーランドにあるディズニー・ワールドで2歳の男の子がワニに襲われて死亡した事件について、遺族が沈痛な思いを明かした。ABC News などが報じた。
現地時間14日、レーン・グレーヴズ君(2)がディズニー・ワールドにある人工湖の岸辺で遊んでいたところ、ワニに水中に引きずり込まれ、翌15日、遺体で発見された。事件後、その人工池にはワニが少なくとも5匹いたことが明らかになっている。ワニは捕獲された。レーン君と家族がいた水辺には遊泳禁止の標識はあったが、ワニがいることについての注意はなかった。
グレーヴズ夫妻は「息子を亡くしてわたしたち家族が経験している悲しみとショックは、言葉で言い表すことなどできません。打ちのめされています。こんな難しい時だからこそ、プライバシーを尊重していただけたらと思います。24時間にわたって休みなく捜索してくださった警察、スタッフに心から感謝いたします」との声明を発表した。
ディズニーの会長兼CEOであるボブ・アイガーも「親として、祖父として、この痛ましい時に、わたしの心はグレーヴズさん一家と共にあります」とコメントしている。ディズニー・ワールドが1971年にオープンして以来、このような事件が起きたのは今回が初めて。(編集部・市川遥)