おならする死体役ラドクリフ、おならの音は誰の?にハッピー回答
『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが、“おならをする”死体役に挑戦した新作映画『スイス・アーミー・マン(原題) / Swiss Army Man』で、共演のポール・ダノが実際におならの音を提供していたことを Entertainment Weekly のインタビューでうれしそうに語った。
『スイス・アーミー・マン(原題) / Swiss Army Man』予告編(英語)
本作は、無人島に取り残された主人公ハンク(ポール)が、海岸に打ち上げられた死体のマニー(ダニエル)と友情を育んでいく様子を描く奇想天外なコメディー。予告編では、ハンクがおならをするマニーの特性を生かして(?)ジェットスキーをしたりするなど大活躍していたが、一体おならの音はどこから来ていたのだろうか……。
そして今回インタビューに応じたラドクリフは、メガホンを取ったダニエル・シャイナート&ダニエル・クワンの監督コンビから撮影現場で「この映画にはたくさんのおならが含まれているだろ。誰かこの映画のためにおならを寄付してくれる人がいるなら、僕たちの音の専門家、スティーヴ(・ネルソン)の元へ行ってくれれば、彼が録音してくれる。それを映画で使えるかやってみようじゃないか」と声をかけられたと明かす。
そして、「期待した以上に、おならを寄付する人がいなかった。でも、ポール・ダノはもちろん一発したさ。僕たちが撮影を始めようというときに、ポールが『ちょっと待って!』って、おならが出そうになるのを抑えて、提供しに行った。あと、編集のマシュー(・ハンナム)のおならも。僕が知る限りではその2つのおならだね」と語った。奇想天外な設定に加え、まさかのリアルおなら音も収録しているという本格志向の本作に期待が高まるばかり……? 全米公開は6月1日を予定している。(編集部・石神恵美子)