『インディ・ジョーンズ』は終わらない!第5弾以降も続くとCEO明言
映画『インディ・ジョーンズ』シリーズは、2019年7月19日の全米公開を予定している第5弾以降も続くことが明らかになった。ディズニーの会長兼CEOであるボブ・アイガーが The Hollywood Reporter に語った。
ディズニーは2012年、映画製作会社ルーカスフィルム(『スター・ウォーズ』『インディ・ジョーンズ』シリーズの権利を含む)を40億ドル(約4,400億円・1ドル110円計算)以上で買収。アイガーは『スター・ウォーズ』シリーズについても今年初め、すでに製作が発表されているエピソード9以降も続くと明言していた。
スピンオフを含め2020年まで毎年の公開を予定している『スター・ウォーズ』シリーズのように『インディ・ジョーンズ』の世界も拡大していくのかとの問いにアイガーは、「『スター・ウォーズ』ユニバースほどの大きさになるとは思わない。ただもっと作るよ。第5弾だけということはない」とコメント。「第5弾ではハリソン・フォードが(インディ・ジョーンズ役で)戻ってくる。そして、次に何が来るかを考えなくてはいけない」と続けた。
スティーヴン・スピルバーグ監督は第5弾について「最後にハリソン(=インディ)を殺すことはしないよ!」と語っていたが、同作が公開される頃にはハリソンは77歳。第6弾、第7弾と続けていくため、新たな若い主人公を第5弾で紹介することになるのではないかとみられている。第4弾『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)でもハリソンからシャイア・ラブーフへのバトンタッチが図られたが、残念ながらうまくいかなかった。
大成功のスタートを切った『スター・ウォーズ』シリーズと同様に、『インディ・ジョーンズ』シリーズもディズニーの元で新たな方向に進んでいくことができるのだろうか? 注目だ。(編集部・市川遥)