コリン・ファース×ジュード・ロウ初共演！若き天才作家と名編集者の友情

　『英国王のスピーチ』のオスカー俳優コリン・ファースと、『シャーロック・ホームズ』シリーズのジュード・ロウという英国きっての人気俳優が初共演を果たす新作映画『ベストセラー　編集者パーキンズに捧ぐ』（原題：Genius）が10月中旬より日本公開されることが明らかになった。

　1920年代ニューヨーク、「老人と海」（アーネスト・ヘミングウェイ著）や「グレート・ギャツビー」（F・スコット・フィッツジェラルド著）などの名作を手がけた編集者マックスウェル・パーキンズと、37歳で短い生涯を閉じた天才小説家トマス・ウルフの人生と友情を描いた本作。

　コリンが寡黙な編集者パーキンズ、ジュードが自由奔放な作家ウルフを演じている。意外にも本作が初共演となった2人だが、文学を通して父と息子のように絆で結ばれていくさまを熱演している。また、ウルフを支える愛人アリーン役にニコール・キッドマン、作家フィッツジェラルド役にガイ・ピアースといった豪華キャストが名を連ねている。

　トニー賞を受賞した演出家マイケル・グランデージが本作で映画監督デビューを果たし、脚本は『007 スカイフォール』のジョン・ローガンが担当した。名作が生み出された1920年代ニューヨークのアメリカ文学黄金期が、文学に全てを捧げた編集者と作家の日々を通して再現される。（編集部・石神恵美子）

映画『ベストセラー　編集者パーキンズに捧ぐ』は10月中旬、TOHOシネマズ シャンテほか全国公開