48人も殺した殺人鬼 逮捕まで20年…マイケル・シーンが初メガホン
映画『クィーン』(2006)のトニー・ブレア首相役でロサンゼルス映画批評家協会賞の助演男優賞に輝いたマイケル・シーンが、実在の連続殺人鬼ゲイリー・リッジウェイを描く映画『グリーン・リバー・キラー(原題) / Green River Killer』で監督デビューを果たすことになったとDeadline.comなど多数媒体が報じた。
シーンが自ら手掛けた脚本を映画化する本作は、1980年代から90年代にかけてワシントン州周辺地域で48人もの女性を殺害・遺棄した連続殺人鬼ゲイリー・リッジウェイについて、20年の時を費やしてようやく彼の逮捕に至った担当捜査官トム・ジェンセンの視点から描く映画。ジェンセンの息子がストーリーを手掛けたグラフィックノベル「グリーン・リバー・キラー:ア・トゥルー・ディテクティブ・ストーリー(原題) / Green River Killer: A True Detective Story」が基になっている。
シーン自身も、リッジウェイ役で出演する予定。シーンは「トムとゲイリーのストーリーについて、そして彼らの長年にわたる関係に惹(ひ)き付けられた。今これを映画化することで、観た人たちにもその気持ちを味わってもらいたい」とコメントしている。(鯨岡孝子)